勇気ある行動で1人の男性の命を救った市民や習志野市内の子ども園に、消防本部から感謝状が贈られました。

 習志野市消防本部から感謝状が贈られたのは、阿部博志さんと市職員の宍倉勝男さん、それに市内にある「袖ケ浦こども園」です。
 宍倉さんらは今年7月、習志野市袖ケ浦の交差点付近の歩道で60代の男性が倒れ、心肺停止状態になった際、通行人らで通報や心肺蘇生法などを実施。さらに、駆け付けた時田さんが自身も勤める園にAEDを取りに行くなど、連携しつつ迅速な処置に当たりました。

 実はこの3人、救命救急のスペシャリストでした。
 阿部さんは普段、救命講習を指導するボランティアで、宍倉さんは元消防士。それに、袖ケ浦こども園の時田さんは看護師で、3人とも知識と経験を持ち合わせていたということです。

 その結果、男性は一命を取り留め、現在すでに日常生活を送っています。

 市消防本部の高澤寿消防長は、「人の命を救う、当たり前の様で非常に難しい救命の第一歩を踏み出した勇気に、心より敬意を表します」と称えました。

袖ケ浦こども園 看護師 時田佳子さん
「AEDがあると何とかなるかなと思って取りに行きました。自分の力は小さいけれどみんなで力を合わせると人の命を救えるんだなと感じました」

習志野市企業局(元消防士) 宍倉勝男さん
「人を助けると言う意味で、やれる気持ち抵抗感なくできるというのが元消防としてよかったです」