千葉県八街市で児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷した事故から、2022年6月で1年となります。
 飲酒運転の根絶が叫ばれる中、2022年3月までの半年間の飲酒運転の摘発件数が、過去5年間で最多だったことが分かりました。

 千葉県警によりますと、2021年10月から2022年3月までの県内の飲酒運転摘発件数は、前の年の同じ時期より52件多い844件で、過去5年間で最多となりました。

 内訳としては、酒気帯び運転などでの検挙が568件、基準値未満ながらアルコールを検出したドライバーへの警告件数が276件でした。

 また、2021年10月に県警がホームページに専用フォームを設置し、飲酒運転に関する情報提供を広く受け付けた結果、226件もの情報が寄せられ、このうち9件が摘発に繋がったということです。

 八街市で児童5人が死傷した事故から2022年6月で1年が経ちますが、飲酒運転の摘発がいまだ絶えない状況について、県警の田中俊恵本部長は、「あれだけの悲惨な事故があったにも関わらず、なぜまだ飲酒運転を続ける人がいるのかと率直に憤りを感じる」と話したうえで、次のように呼びかけました。

千葉県警 田中俊恵 本部長
「改めて、飲酒運転が極めて悪質で危険性の高い犯罪行為だということを強く認識してもらうために、交通指導・取締りや広報啓発活動を尽くして『飲酒運転はしない、させない、許さない』という社会環境や、飲酒運転根絶の機運醸成を図っていくことが重要と考えている」