千葉市に本社を置く小売業大手のイオンは、プライベートブランドの食料品や日用品の約5000品目について、7月以降も価格を据え置くと発表しました。

 イオンによりますと、価格を据え置くのはプライベートブランド「トップバリュ」の食料品や日用品約5000品目です。

 例えば、ウインナーは袋の上の部分をテープで結ぶ従来の巾着のような包装をやめたり、ペットボトルの緑茶は、ラベルを半分以下のサイズに縮めて包装費用を削減。

 また、おでんの詰め合わせは、常温保存が可能なものを開発し、冷蔵車の配送コストを削減したりといった取り組みで、7月以降も価格を維持するということです。

 一方で、マヨネーズやティッシュペーパーなど3品目は、こうしたコスト削減をしても、原材料の高騰や急激な円安などの影響部分を補えないとして、7月4日からやむを得ず値上げするとしています。

 値上げ幅はマヨネーズが約43円、ノンフライ麵が約11円などとなっています。

 民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、主要メーカーによる値上げはこの夏、3000品目以上に上るということで、小売業の経営努力とともに、消費者の節約も求められそうです。

消費者は―
「節約していくしかない」
「どのメーカーも値上げしてくるんだろうから(トップバリュの一部値上げは)仕方ないのかなと思う」

イオントップバリュ 土谷美津子 社長
「経験したことのない物価高。(3品目の値上げは)非常につらい。ただ環境が変われば、いつでも元に戻したい。可能な限り知恵と努力を出し切って、少しでもお客様にいまのままの価格を維持し、提供できるよう精一杯がんばっていく」