千葉県八街市で、児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷した事故から6月28日で1年となる中、交通を担当する県警の幹部職員が27日一堂に会し、悲惨な事故を防止するための課題を共有しました。

 県警本部 田中俊恵本部長「昨年6月の八街市内における児童5人の死傷事故から、あすで1年を迎えます。改めて悲惨な交通事故根絶に向けて、心を一つにして、本年下半期に臨んでまいりたい」

 県警本部では、27日本部交通部の幹部や各警察署の交通課長など約50人が集まりました。

 県警によりますと、2022年に飲酒運転が関係する人身事故は48件発生していて、これは前年の同じ時期と比べると7件多いということです。

 こうした現状に田中俊恵本部長は、「大変憂慮すべき危機的な状況であり、対策の強化が必要だ」と強調しました。

 飲酒運転の根絶のため田中本部長は、「去年の年末に設置した摘発のプロジェクトチームによって得られたノウハウや、創意工夫した飲酒検問などを推進してほしい」と訓示。

 一方で、通学路の安全については、「持ち運びが可能な可搬式オービスによる速度違反の取締りや、登下校中の児童の見守り活動など、ハード面とソフト面を組み合わせた効果的な対策を進めてほしい」と呼びかけました。