2021年8月、千葉県市川市内のアパートで妻に暴行を加え死なせたとして、傷害致死の罪などに問われた夫に対し、千葉地裁は7月22日、懲役11年6か月の判決を言い渡しました。

 この事件は2021年8月、市川市に住む会社員・倉岡美友紀さん(当時41)の遺体が市川市のアパートで見つかったもので、無職で夫の倉岡未来被告(41)が美友紀さんに暴行を加え死なせたとして、傷害致死などの罪に問われています。

 これまでの裁判で倉岡被告は起訴内容を認めていて、検察側が懲役15年を求刑した一方、弁護側は情状酌量を求めていました。

 22日の判決公判で、千葉地裁の岡部豪裁判長は、「被害者を日常的な暴力で支配し、苛烈な暴行で命を奪った結果は重大で悪質だ」と非難しました。

 そのうえで「被告人は被害者に責任を転嫁する発言をするなど反省の態度が乏しく、更生意欲が旺盛とは言えない」と述べ、懲役11年6か月の判決を言い渡しました。