2022年7月の千葉県内の有効求人倍率は、0.99倍となり、改善傾向が続いていたなか、7か月ぶりに下落しました。

 有効求人倍率は、職を求める人1人あたりに対し、企業からどれだけの求人があるかを示す経済指標の一つです。

 千葉労働局によりますと、7月の県内の有効求人倍率は0.99倍で、前の月と比べると、マイナス0.01ポイントとわずかに低下しました。

 1倍を下回るのは2か月ぶりで、有効求人倍率が下落するのは、7か月ぶりです。

 千葉労働局は、ここ数か月は改善傾向が続いていたものの、新型コロナの感染拡大の影響で伸び悩んだものと分析しています。

 業種別にみると、行動制限のない夏の行楽シーズンに合わせて、飲食店や宿泊施設の調理スタッフなどの求人が、前の年の同じ月より6割以上増えました。

 一方で、自転車やバイクなどの小売業の求人が2割ほど減っていて、コロナ禍の交通手段として高まっていた需要が落ち着いた反動だと見られています。

 なお、千葉労働局は、基調判断について、下落したものの、前の月からはわずかな低下だったとして、「一部に厳しさが見られるものの、緩やかに持ち直しの動きが見られる」に据え置いています。