生命保険の解約金などを狙った、電話de詐欺やオレオレ詐欺など、悪質な特殊詐欺の被害から千葉県民を守ろうと、JR千葉駅前で11月4日、官民連携の啓発活動が行われました。

 啓発活動は、県内に支社などを持つ生命保険会社で構成する、生命保険協会・千葉県協会と財務省千葉財務事務所、それに県警が連携して実施したものです。

 三者は2016年に電話de詐欺など特殊詐欺被害の防止に向け、連携・協力する趣旨の覚書を締結していて、例年この時期に啓発活動を行っています。

 4日の活動では、詐欺被害防止を呼び掛けるチラシやメモ帳などが入った手提げ1000部を配布し、スタッフらは駅前を行き交う人たちに改めて注意を呼びかけていました。

 県警によりますと、2022年9月までの県内の特殊詐欺の被害件数は1024件、被害総額は約21億2700万円に上り、2021年の同じ時期よりも約7900万円増加しています。

 このため三者は連携を強化し、被害防止に向け取り組みたいとしています。

生命保険協会千葉県協会 池上茂樹 会長
「日ごろから仕事で高齢者と接する場合もあるし、顧客の家族にいる場合も多いので、こうした街頭PRも大事だが、日ごろの仕事でも意識して被害をなくすことが一番大事だと思う」

財務省千葉財務事務所 松本和也 課長
「被害がまだ増えているので、こうした取り組みをこれまで以上に増やしていく必要があると思う」

千葉県警 犯罪抑止推進室 畑雄介 室長
「官民連携して被害防止に取り組むことと、継続して『電話de詐欺は電話de対策』を重点に取り組みたい」