千葉県内の観光施設を訪れた人数を表す入込客数について、2022年8月は3年ぶりに行動制限のない夏休みシーズンとなったものの、コロナ禍以前の水準には届きませんでした。

 県によりますと、2022年8月の県内の主な観光施設を訪れた観光客数は、約97万6000人で、2021年8月から4割程度回復したものの、コロナ禍前の2019年の8月と比べると約13%減りました。

 減少率を地域別で見ると、南房総地域ではマイナス7%、九十九里地域ではマイナス30%近くとなっています。

 県は、行動制限はなかったものの、感染拡大が影響し、屋内施設の多い九十九里地域などで客足が伸び悩んだものとみています。

 一方、宿泊施設はコロナ禍前の夏と比べ、県全体としては20%程度少なく、特に北総地域は減少幅が最も大きい約マイナス30%となっていて、インバウンドや団体旅行の減少で、成田空港周辺を中心に影響が大きかったと見られています。

 県の担当者は、今後の見通しについて「10月以降、水際対策の緩和によるインバウンドの増加や全国旅行支援が影響し、回復することを期待している」としています。