11月17日に予定している、台湾への輸入規制措置の撤廃要請を前に、千葉県の熊谷知事は16日、台湾の最高行政機関である行政院の副院長と会談し、撤廃に向けた協力を呼びかけました。

 熊谷知事は16日、日本時間の午後5時ごろ、台湾・台北市内にある行政院を訪問しました。

 行政院は台湾の最高行政機関で、熊谷知事が会談した鄭文燦副院長は、県の友好都市である桃園市の元市長ということから、会談が実現しました。

 会談冒頭、鄭副院長は、自身の市長時代に県と友好都市になったことを挙げ、「友情を胸に台湾と千葉の関係を促進していきたい」と千葉県への思いを述べました。

 一方熊谷知事も、鄭副院長の市長時代の県との交流や、2022年、規制が緩和され、県産農水産物の輸入が再開したことに謝意を示しました。

 そのうえで、台湾が現在求めている輸入規制では、放射線検査の報告書が必要なため、品を届けるのに日数がかかることを述べ、「あした、輸入規制の撤廃に向けた要請活動を行う。引き続き、お力添えを頂ければ」と述べ、協力を呼びかけました。

 会談後、取材に応じた熊谷知事は、次のように述べました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「鄭文燦副院長自身にいまの実態についてかなりわかりやすいデータを用意したので、なるほどねということでわかっていただいた。具体的な数字を基に関係省庁の幹部とまさにその場で共有が行われたので、今後規制が本当に撤廃されることの実現に向けて、インプットを重要な人たちにしてもらう意味ではかなり良かった。そういう意見交換だった」