脱炭素化の推進に向け、成田空港の貨物地区に初めてEV充電器が設置され、約1年間に及ぶ実証実験が始まりました。

 成田空港会社では、EV=電気自動車用の充電器の設置を、これまで空港内の一般駐車場などを対象に進めてきましたが、このほど自動車部品メーカーのデンソーをパートナーにして初めて貨物地区に普通充電器2基を設置し、実証実験を行うことになりました。

 具体的には、物流会社のDHLジャパンの電気トラックが、稼働を終えた夜間に充電器を利用するもので、充電器の効率的な運用方法などを約1年間に渡って検証します。

 充電を行うには、ドライバーがスマートフォンで個人認証を行う必要があるなど、不正利用の防止に向けた対策も行うということです。

 成田空港会社では空港施設や車両を対象に脱炭素化を推進していて、担当者の経営計画部の金岡大介マネージャーは「空港内は多くの車両が走り、今後EV車の比率は上がる。充電のニーズや今後の共用化に向けて実験を進めたい」と話しています。