千葉県富津市に古くから伝わる行事で、クモ同士を戦わせる「くも合戦」がこの程、日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に登録されました。

 「くも合戦」は、「フンチ」と呼ばれる体長1センチほどのオスのネコハエトリグモを土俵の上で戦わせる遊びで、江戸時代に漁師たちが漁の合間に楽しんでいたのが始まりとされています。

 いまも、「富津フンチ愛好会」が毎年大会を開催するなどして、その伝統を守っています。

 こうした活動が認められ、2024年12月、地域の伝統文化を次の世代へ残すことを目指す、日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に登録され、3月23日に伝達式が行われます。

 登録により、地域や行政との連携強化が期待されていて、愛好会のメンバーは、「地元の人たちには誇りを持ってほしい。今後は他の地域とも手を組み、日本の文化として確立したい」と話しています。