県内の高校生が国際交流や多文化共生などへの理解を深める「とやま国際塾」が十六日、富山市内で始まった。一泊二日の合宿で、県内で留学や生活をしている外国人や外国にルーツを持つ人たちと語り合い、海外で働いたことがある日本人の体験談に耳を傾ける。
 高校生十八人と留学生七人が参加。初日は趣味や特技を尋ね合うゲームや、夢を語り合うグループ活動で互いの理解を深めた。
 高校生は英語やボディーランゲージを使って、懸命に意思疎通を図っていた。アフリカにルーツを持つミュージシャンの講演もあった。
 富山北部高情報デザイン科三年の中田優音(ゆうと)さん(18)は「将来は海外で仕事をしたいと思っている。外国人とのコミュニケーションに慣れるきっかけにしたい」と意気込み、他の参加者に積極的に話し掛けていた。
 二日目は国際協力機構(JICA)関係者を招き、国際協力に関する講座を開く。県と公益財団法人とやま国際センターが二〇〇二年度から毎年開いている。 (山本真士)