◆1万553件、8年連続で減少
 県警が二十日発表した今年上半期の刑法犯罪の発生状況(暫定値)によると、認知件数は前年同期比1%減の一万五百五十三件で八年連続で減り、統計が残る一九八〇年以降で最少だった。検挙件数は四千五百十八件、検挙率は3ポイント減の42・8%となった。
 認知件数では、窃盗犯が過去十年間で最少となり、自転車やオートバイ盗が計三百件ほど激減した。刑事企画課によると、市町の啓発や駐輪場の整備などが奏功している。その一方で、空き巣や出店荒らしなどの住居侵入は四割増の二百八十九件に達した。
 六十五歳以上の高齢者で検挙されたのは八百三人で、その七割強を万引が占めた。同課の担当者は「独居や貧困世帯も目立ち、今後も増加傾向が続くだろう」と話す。
 ニセ電話詐欺の認知件数は、二十九件増の二百十三件。被害額は二千七百九十六万円減の四億三千七万円で、検挙件数も三十五件減の四十九件だった。
(西田直晃)