野々市市消費生活センターは、消費生活に関する情報などを紹介するフリーペーパー「ChoCo(チョコ)」を創刊し、公共施設などに置いて市民らへの配布を始めた。小学校低学年以下の子どもを育てている「現役ママ」らが作り、「賢い消費者」を地域で育てることを目指している。(鴨宮隆史)
 企画や取材などの製作業務を、子育て支援情報サイトを運営する「ののいちはぐドットネット運営委員会」に委託して作った。同委プロジェクトチーム代表の高橋美乃里さん(36)=同市=ら五人が担当している。
 創刊号は縦横とも約二十一センチで十一ページ。ののいちはぐドットネットが昨年十月から本格的に始めた子ども服の古着の無料交換サービスの紹介や市内の農家のインタビュー、電子レンジを使う際の注意点を掲載している。「白い砂糖は身体に悪いって本当なの?」といった現役ママならではのコーナー「調味料のおはなし」もある。
 高橋さんは「一般の人たちと同じ目線で考え、少しずつ成長していきたいという思いを『チョコ』という誌名に込めた。地域がチョコっと良い方向に変化するようにしていければ」と話す。農家のインタビューを担当したメンバーの宮本景子さん(34)=同市=は「学びながら楽しく取材することができた」と笑顔を見せる。
 計一万部作り、市内の公民館や保育園、児童館、商業施設などにスタンドを設置して配布している。年二回発行し、次回は来年一月を予定する。