◆新鋭の研磨ロボが人気
 JR東海浜松工場(浜松市中区)の公開イベント「新幹線なるほど発見デー」が二十二日始まり、初日から家族連れや鉄道ファンら約一万二千人の入場者でにぎわった。工場のリニューアルに伴い、今年一月に導入された先頭車用の自動研ぎロボットなどが注目を集めた。二十三日まで。入場無料。
 先頭車は形状が複雑なため、人の手で研ぐ作業が行われていたが、ロボットの導入で作業時間が短くなり、安全性も向上したという。入場者らは、ロボットのアームが伸びて研磨ブラシが車体の表面に沿って動く様子を、食い入るように見つめていた。
 検査用車両「ドクターイエロー」の展示や車内見学もあり、子どもたちは憧れの車両や仕事に目を輝かせていた。山梨県甲斐市から訪れた小学四年生の中野夏那さん(10)は「かっこよかった。ラッキーな気持ちになれました」とほほ笑んだ。
◆子どもドキドキ、ワゴン販売体験
 新幹線車内を巡回するワゴン販売や、グリーン車の乗客におしぼりを配る「パーサー」の仕事体験もあった。今年から始まった新企画で、現場で活躍するパーサーの指導を受けながら子どもたちが挑戦した。
 まず、ワゴンが成人男性ぐらいの重さであることや、乗客の目を見てゆっくり歩くことなどを教わった。その後、順番にワゴンを押して歩き、乗客役の家族から注文を聞いて、飲み物や菓子などを手渡した。
 名古屋市守山区の小学五年生の杉田翔琉(かける)君(11)は「ドキドキしたけれど、『はい』や『ありがとうございます』をしっかり言えました」と話した。
(古檜山祥伍)