IoT人材の育成狙う
 プログラミング教育やIoT(モノのインターネット)関連の人材育成に取り組む加賀市は二十二日、京都大、大阪大の大学院生や起業家でつくる人工知能研究会(AIR)と連携し、市内の中高生を対象とした「人工知能ワークショップ」を同市山代温泉の旅館で初めて開いた。市は今後も最先端技術の人工知能(AI)に触れる機会を提供し、人材育成につなげたい考えだ。(古田秀陽)
 AIRは二〇一五年に設立され、研究者や大学院生、起業家ら十〜五十代の千五百人が会員。年に十五回程度の講演会やワークショップを東京、大阪、京都などで開いている。
 ワークショップではAIR会員九人が市内の大聖寺高校、大聖寺実業高校の生徒と錦城、山代、山中の三中学校の三年生計二十三人を指導した。AIR代表で大阪大大学院生の佐久間洋司さん(21)がAI関連のキーワードを紹介したり、AIの分野である機械学習や深層学習の基本について説明したりした。生徒たちは五つのグループに分かれて話し合い、どんなものにAIが搭載されているかなどの課題に挑戦。AIR会員からヒントをもらいながら、自動運転や音声認識ソフト、ゲームや一部の家電などを次々に挙げていた。
 ワークショップは二十三日も開かれ、生徒たちは生活の利便性向上や地域活性化など身近な問題解決のためのAIの活用策などをまとめて発表する。