二十五日は土用の丑(うし)の日。県内のうなぎ料理店には二十四日、一足早く大勢の客が訪れた。福井市毛矢一の「うな信」でも午前十一時の開店前から列ができ、かば焼きが次々と焼き上がると店内外にはおいしそうな香りが漂っていた。
 うな信では愛知県西尾市の一色産ウナギを使用。一九七一(昭和四十六)年の創業以来の秘伝のたれで、同じ味のせいろ蒸しなどの料理を提供し続けている。今年のウナギは仕入れ値は高めだが、味は例年通りという。
 同店では二十五日、店頭にテントを張って二千食を販売する。おかみの松村伸子さん(84)は「いつもウナギを食べているおかげで私はこんなに元気。夏バテ防止にぜひどうぞ」。

 (梶山佑)