岐阜、福井県境にある夜叉ケ池(やしゃがいけ)の伝説にちなんだ「夜叉ケ池伝説道中まつり」が二十二日夜、揖斐川町坂内広瀬の遊らんど坂内特設会場などであり、約二千人が創作音楽劇や龍神演舞を堪能した。
 夜叉ケ池伝説は、平安時代に日照りに苦しんだ郡司安八太夫が、池の龍神に雨乞いをした。その見返りに末娘の夜叉姫を嫁がせたことから、この池を夜叉ケ池と呼ぶようになったという。
 まつりでは、町民ら約三十人が伝説を基につくられた音楽劇に出演。歌や舞踊を交えて、龍神に嫁ぐ姫とその集落に住む人たちの悲しみを情感たっぷりに表現。最後に全長二十一メートルの龍神が勇壮に舞い、会場を盛り上げた。 
 (広田和也)