廃校舎を再びにぎやかな場所に−。志賀町女性団体協議会と金沢星稜大(金沢市)の3年生でつくる団体「スターアクト」は9月16日、同町の旧西海小学校で体験型イベント「廃校舎で遊ぼう」を開く。釣りやサクラガイ工作など、地域住民とともに町の魅力を堪能できる内容を企画している。(榊原大騎)
 大学などが連携して地域活性化を図る「大学コンソーシアム石川」の一環。両者は昨年十月、同所でぜいたくなキャンプ「グランピング」を行い、県内外から百人ほどを集めた。今回はそれに続く第二弾となる。
 教室や体育館を使い切れなかったという反省を生かし、校舎を全面活用した日帰りのイベントとする。「さくら貝工房」「料理教室」「釣り」といった六つの体験コースを用意。それぞれ学校の授業仕立てで時間を区切り、地域住民を講師に迎える。
 近年踊られなくなった西海伝統の「又次節(またじぶし)おどり」やキャンプファイアも楽しむ予定で、地産野菜や飲食物を販売するコーナーも設ける。東洋大(東京)や北海学園大(札幌市)の学生も駆け付ける。
 当日に向け、協議会と団体は現地視察や会合を重ね、二十日夜には町富来活性化センターに計十五人が集まり、体験の詳細や販売品目を話し合った。
 スターアクトの小川巧代表(20)は「小学校の思い出を家族や同級生で話せるような場にしたい。町の人に興味を持っていただき、県内の廃校活用の火付け役になれれば」と意欲を見せ、協議会の安田佳子会長は「地元の人にもなつかしんだり、楽しんだりしてもらえれば」と話していた。
 クラウドファンディングも実施する。イベントの詳細はフェイスブックやツイッターで更新する(「Togix2017」で検索)。