岡崎署は二十四日、地震や水害など大規模な災害が発生した際に、道路状況の情報を共有する協定を名鉄バス岡崎営業所と結んだ。こうした取り組みは県内の警察署で初めて。
 署の管内には、災害時に緊急車両の最優先道路として、交通規制が行われる国道1号と23号が通る。営業所はバス百一台を保有し、署が管轄する岡崎市と幸田町のほぼ全域で路線バスを運行していることから、大規模な災害が起きた時には、道路の破損や冠水などの有無、車両が運行できるかどうかなどの情報を両者が共有することにした。
 署で行われた調印式で、戸鹿島政晴署長と協定書を交わした田中義夫営業所長(54)は「道路情報を速やかに把握して、バス運行の判断や迂回(うかい)路の検討に役立てたい」と述べた。署の内田和宏警備課長は「災害時、道路の被害状況の速やかな把握が期待できる」と語った。

 (朝国聡吾)