◆今季県内2例目
 静岡県は二十四日、浜松市中区で建設作業中だった男性(45)が、熱中症とみられる症状で死亡したと発表した。県によると、熱中症による死者は今季、県内二例目。静岡地方気象台によると、同日午前十時ごろの浜松市の気温は三一・二度、湿度は70%といずれも高く、市消防局の担当者は「温度だけではなく、湿度にも警戒してほしい」と呼びかけている。
 県や市消防局によると、男性は同日午前十時四十分ごろ、気分が悪くなったと訴え、作業から離れてイスで休んだ。同五十分ごろ、同僚が意識を失って倒れている男性に気付き、一一九番した。男性は近くの病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
 県によると、富士宮市で六月十七日、当時八十歳の男性が公衆浴場で亡くなったのが、熱中症による今季県内初の死者だという。
 浜松市消防局によると、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもりやすくなるため、熱中症になるリスクが高まる。こまめな水分、塩分補給が重要で、熱中症になった場合は風通しの良い場所に移動することで、体の熱を逃がしやすくなるという。
(鈴木凜平)