第九十九回全国高校野球選手権岐阜大会の二次抽選会が二十五日、岐阜市内であり、準決勝以降の組み合わせが決まった。
 二十六日の準決勝は、第一試合が大垣日大−市岐阜商で午前十一時半から、第二試合は中京学院大中京−大垣商で午後二時から。また二十七日の決勝は午後一時から。いずれも岐阜市の長良川球場で行われる。
◆第1試合 大垣日大−市岐阜商
 昨夏の準決勝と同じ顔合わせとなった。雪辱を狙う市岐阜商と、三年ぶりの頂点を目指す大垣日大の戦い。ともに失策が少なく、接戦が予想される。

 大垣日大はエース修行恵大(二年)を筆頭に杉本幸基(二年)、石川隼也(三年)と左右の好投手が本領を発揮し、4試合で計2失点。今大会2本塁打の内藤圭史(一年)をはじめ、打線も切れ目がない。

 市岐阜商はチーム打率が4割を超える。爆発力に加えて4試合で19犠打、8盗塁と、小技を絡めた攻撃で着実に加点していく。準々決勝では九回サヨナラ勝ちと粘り強さも発揮。堅守からリズムをつくりたい。
 ■大垣日大・柴田修平主将 相手がどうこうよりも、最少失点で切り抜け、持ち味である打線を生かし、自分たちの野球ができるかどうかが鍵。苦しい試合もあったが、ここまで勝ち上がってきたことを自信に戦っていく。
 ■市岐阜商・長岡慶普(よしひろ)主将 守備からリズムをつくるチームだが、打力も上がってきて、良いチームになっている。大垣日大は投打ともに、とても力のある印象。甲子園出場という目標を再認識し、全力で戦っていく。
◆第2試合 中京院中京−大垣商
 4試合で38得点と強力打線の中京学院大中京と、好投手・富田至温(しおん)(三年)を擁する大垣商との戦い。連覇を狙う中京学院大中京の猛攻を、大垣商が止めることができるか。

 中京学院大中京はチームトップ10安打の西川颯真(同)、今大会2本塁打の高野信元(同)の両選手を軸に、打線が好調。4強の中で最多の9盗塁と機動力もある。エース古田星投(しょうと)(同)を筆頭に投手陣も安定している。

 大垣商は左腕富田投手が全5試合に先発し、失点5(自責点3)、36奪三振と力投。エースの出来が鍵を握る。打線は小川真輝(同)、服部隼汰(同)らが好調。犠打を絡めた手堅い野球で勝機を狙う。
 ■中京学院大中京・西脇大富(だいと)主将 これまで厳しい接戦も勝ち抜いてきた。古田投手を中心に固い守備で声を掛け合って戦う。大垣商は打力のあるチームだが、それ以上に打ち勝ちたい。2年連続甲子園出場を目指す。
 ■大垣商・南涼雄主将 中京は甘い球をどんどん振って打ってくる。エース富田投手を軸にしっかり守り、これまでのように少ないチャンスをものにして点を重ねたい。焦らずミスを少なくし、一戦一戦、集中したい。
 (下條大樹、北村希)