世界的な情報・通信企業「トムソン・ロイター」が発表した「アジアで最もイノベーティブな大学ランキングTop75」で、信州大(本部・松本市)が四十四位、国内では十四位に入り、二十五日、同市旭の信州大松本キャンパスで表彰式があった。中村宗一郎副学長は「研究のクオリティーを高め、さらにランキングを上げるようにしていきたい」と意欲を語った。
 ランキングは、情報関連会社「クラリベイト・アナリティクス」(東京)が持つ世界の大学に関する調査データを基に、ロイターが論文発行数などを大学ごとに集計。アジアにある上位六百の大学の研究内容や特許数なども精査して算出した。
 ランキング発表は昨年に続き二回目で、信州大は昨年、アジアで三十九位、国内では十四位だった。アジアでランクを下げたのは、中国や韓国の大学の評価が高まっていることなどが背景にあり、信州大は特許数などでの評価が高かったという。
 表彰式にはクラリベイト・アナリティクスの渡辺麻子事業部長が出席し、中村副学長に記念トロフィーが手渡された。
 渡辺事業部長は「世界レベルの論文を出しつつ、企業との連携なども進めており、大変な存在感を示している」と評価。中村副学長は「非常に光栄で励みになる。科学の進歩に貢献した大学ということでうれしい」と述べた。

 (佐藤裕介)