強い毒を持つ南米原産のヒアリが各地で見つかっていることを受け、県が富山市秋ケ島の富山空港貨物ターミナル周辺で実施した緊急点検が二十五日、終了した。ヒアリやヒアリと疑われるアリは見つからなかった。
 点検は、国土交通省による緊急点検に基づいた措置で二十日に建物の屋内外に捕獲キットを設置。毎日確認し、中に生き物が入っていれば取り換えた。県によると、二十〜二十四日にクロアリや昆虫など約六十匹を捕獲したが、いずれもヒアリではなかった。
 二十五日も県職員が立ち会い、施設管理者の空港ターミナルビルの職員三人がキットを確認。ヒアリと疑われる昆虫は見つからなかった。二十八日までに国交省に結果を報告する。
 県総合交通政策室の上野彰空港施設班長は「今後も貨物事業者にヒアリと思われるアリがいたら県に報告するように依頼している」と話した。 (酒井翔平)