富山県内は二十五日、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み、時折、激しい雨が降った。住宅の床下浸水や道路への被害も出た。富山地方気象台は引き続き、土砂災害や河川増水への注意を呼び掛けている。
 県などによると、黒部市福平の県道で、路肩が長さ五メートルにわたり崩れた。高岡市では住宅一棟が床下浸水し、富山市松若町の市道も一時冠水した。JR高山線は午後四時四十分ごろから二時間半、富山−速星間で上下線の運転を見合わせた。特急を含む計十本が運休し約五百人に影響した。
 二十三日から二十五日午後四時までの総雨量は富山市一七一ミリ、魚津市一五八ミリ、黒部市宇奈月町一四四・五ミリ。二十五日午後八時までに舟橋村を除く自治体に大雨警報が発令、魚津市では土砂災害警戒情報も出された。
 二十六日も大気が不安定な状態が続き、明け方にかけて雷を伴った激しい雨が降るところがあるが、昼前から晴れる見込み。 (酒井翔平)