新しい県防災ヘリコプター、二代目「わかしゃち」のお披露目式が二十五日、県営名古屋空港(豊山町)の格納庫であった。
 全長一七・一メートルは初代と同じサイズで、航続距離(七百四十四キロ)や航続時間(四時間十二分)もほぼ変わらない。下を見て捜索しやすいよう、半球形に飛び出た「バブルウインドー」と呼ばれる窓を備えた。空中で停止する「ホバリング」の安定度も高いという。
 大村秀章知事は「安全、円滑に運用し、南海トラフ地震など大規模災害の際には、県民の生命財産を守ることができるよう取り組む」とあいさつ。
 知事らを乗せた記念飛行もあった。
 初代は、阪神大震災翌年の一九九六年に運航を開始。緊急出動は計千百十九件に上り、訓練を含めて六千時間超、飛行した。今後、海外に売却される。
 県は二代目の愛称を公募したが、初代と同じ「わかしゃち」を推す声が最も多かった。
 (今村太郎)