◆津田学園4−3三重
 二十六日に四日市市営霞ケ浦球場であった第九十九回全国高校野球選手権三重大会の決勝。三重との接戦を制した津田学園が、六十五校・六十三チームの頂点に立ち、悲願の夏の甲子園初出場を決めた。
 一回に上下の適時二塁打で先制。三回に追加点を挙げ、九回に菊地の適時打で突き放した。三重は九回に大川の適時打で1点差に詰め寄るなど、最後まで諦めないプレーで応援席を沸かせた。夏の甲子園は八月七日に開幕する。
◆攻守光った津田 四日市南、白山も健闘
 <大会回顧> 六十五校・六十三チームが頂点を競った今大会は、第三シードの津田学園が攻守でバランスの良さを発揮し、初の夏の甲子園出場を決めて閉幕した。
 津田学園は、六試合でチーム打率4割2分、48得点と高い攻撃力を見せた。計8失点と安定した投手陣と5失策の守備も光った。
 三重は準決勝まで全試合二桁安打を続けていたが、決勝では自慢の打線が封じられた。
 ベスト8には四日市南が二十年ぶりに進出。ほかには近大高専、菰野、津商のシード校が順当に勝ち上がり、前年度優勝のいなべ総合、過去十一回優勝の海星なども実力を発揮した。
 三校連合チームで2勝を上げた桔梗西青峰や、三十五年ぶりにベスト16入りを果たした白山など、多くのチームに見どころがあった。
 (関俊彦)
◆優勝、夢のよう
 <津田学園・佐川竜朗監督> 相手に流れを渡さないようにと思っていた。苦しい試合だったが、本当によく頑張ってくれた。最後の打者を三振に仕留めてからは、記憶が欠けている。それぐらい夢のようだ。甲子園でどんな戦いをしようか、今はまだ考えられない。支えてくれた人々に成長した姿を見せられるよう精いっぱい頑張りたい。
◆まず1勝狙う
 <津田学園・水谷翼主将> 夢のような感じ。初回に先制したけど、負けるのではないかと思う自分と戦いながらのマウンドだった。この仲間たちと野球をやってきて本当に良かった。甲子園では、これまで支えてくれた人たちのためにも、笑顔で校歌を歌いたい。まずは一勝を目標に、しっかり練習を積んで準備をして臨みたい。
◆引き込まれる熱戦
 <鈴木英敬知事のコメント> 夏の甲子園初出場おめでとうございます。去年の夏の大会、春の東海大会と甲子園への切符をあと一歩で逃した悔しさを糧に臨んだ今大会。今日の試合もまさに手に汗握る展開で、自然と引き込まれる熱戦に心から感動しました。夏の甲子園初勝利のため、全力プレーで駆け抜けてください。
◆甲子園でも活躍を
 <伊藤徳宇・桑名市長のコメント> 津田学園の皆さま、優勝おめでとうございます。この栄冠はスタッフの皆さまと選手たちの日ごろの成果のたまものだと思います。今まで積み重ねてきた練習の成果を甲子園の大舞台で存分に発揮し、県代表として活躍されることを心から期待しています。