第九十九回全国高校野球選手権福井大会は二十六日、福井市の県営球場で準決勝が行われた。第一試合は坂井が福井商に2−0で競り勝ち、第二試合は敦賀が武生商の最終回の猛攻をしのいで勝利。敦賀は十八年ぶり、坂井は初の決勝進出。
 決勝は二十七日午前十時から同球場で行われる。
◆坂井2−0福井商
 序盤に先手を取った坂井が吉川の好投で福井商に勝利した。
 坂井は一回1死二塁から帰山賢の左前打で先制。三回には2死二塁で牧野が左中間へ適時二塁打を放ち、加点した。吉川は丁寧な投球で連打を許さず、完封した。
 福井商は、六回1死二塁から石本が中前打を放ったが、外野手の好送球で得点を阻まれた。
◆敦賀4−3武生商
 効果的な攻撃で主導権を握った敦賀が、武生商の反撃を振り切った。
 敦賀は三回、四球を足掛かりに無死一、二塁とし、細川が先制の右前打。捕逸で走者を進めた後、田辺愛が右前打を放ち、さらに2点を追加した。
 武生商は九回、前沢が左中間適時二塁打を放つなど4長短打を集めて1点差まで追い上げたが、及ばなかった。
◆「挑戦者の気持ち」
 <坂井・川村忠義監督> 全てのチームに対して挑戦者だと思ってやっている。一戦必勝で戦ってきたので、決勝も一回戦と同じような気持ちで臨む。
◆「自分たちの力を」
 <敦賀・吉長珠輝監督> 吉川大翔君は良い投手だが、相手に合わせるのではなく、自分たちの力を出し切ることだけを心掛けて戦う。