サッカーJ2松本山雅FCの運営会社が、同市大手に今年二月に開設した喫茶店「喫茶山雅」で二十六日、今季に加入したFW岡佳樹選手(23)が「一日店長」として接客業務にあたった。Jリーグ規定にある社会研修の一環で、サポーターからは「リーグ戦でも活躍して」などのエールが送られた。
 同店は、かつてJR松本駅前にあり、松本山雅の前身「山雅クラブ」の選手やファンたちが通った喫茶店「純喫茶山雅」(一九七八年閉店)にちなむ。「山雅」の店名が現在のチーム名の由来にもなっている。
 岡選手は大阪府出身で、桃山学院大を卒業して今季から加入した。エプロン姿で登場した岡選手は「皆さまに喜んでもらえるように頑張ります」とあいさつし、駆け付けた約二十人のサポーターらは、会計したり、注文を取ったりする様子をスマートフォンで撮影するなどした。
 塩尻市の会社員西尾順子さんは「真剣な表情で仕事をしていて、真面目な人柄を感じた。リーグ戦でも得点を決めてほしい」と期待していた。
 「チームがこういったファンやサポーターに支えられていることを理解し、今後のプレーにも磨きをかけてほしい」と同店の小沢修一チーフ。運営会社は、対象者がいれば今後もこうした研修を実施する考えだ。

 (佐藤裕介)