アフリカやアジア各国の水産局職員らが二十六日、氷見市北大町の加工会社「柿太水産」を訪れ、煮干しや珍味「こんかいわし」の製造方法を見学し、熱心に質問して研修に励んだ。(高島碧)
 国際協力機構(JICA)横浜国際センターの漁業コミュニティ開発計画コースの一環。モルディブやパプアニューギニア、スリランカなど六カ国の十一人が約二カ月間にわたり全国各地を回っている。
 氷見市では同日から三日間、日本の漁村文化に触れている。
 柿太水産では、朝とれた魚を釜で煮て天日干しし、翌朝仕上げて鮮度を保っている。イワシをぬかで漬ける「こんかいわし」は、若者にも親しめるようパスタやサンドイッチにする方法も提案しているという。
 販売担当の柿谷政希子さんが手作業で仕上げる様子などをパネルで紹介。研修生からは「骨はどうやって取っているのか」「後継者はいるのか」「漁協からの支援は」などの質問が相次いだ。
 二十七日以降は氷見市博物館や定置網漁の現場などを訪ねる。