伊豆半島ジオパークの世界ジオパーク認定に向けた現地審査は二日目の二十六日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から派遣された二人の審査員が松崎町から南伊豆町を経て、下田市を巡った。
 海底火山から噴き出した火山灰や軽石でできた地層と岩脈が広がる南伊豆町子浦では、カヤックに乗って海上から崖を眺めながら、ジオガイド武田仁志(まさし)さん(41)の説明を興味深げに聞いていた。
 武田さんは、審査員らが「(地層のしま模様を斜めに断ち切る岩脈の)蛇下(じゃくだ)りがすごいと感心していた」と振り返り、「世界認定されればジオをさらに海外にアピールできる。良い結果につながれば」と期待した。
 松崎町では、津波避難タワーを視察し、防災の取り組みを確認した。
 最終日の二十七日は、伊東市の大室山や函南町の丹那断層公園を視察する。
(佐久間博康)