台湾、香港の外国人観光客の受け入れに向け、若狭町と若狭三方五湖観光協会は二十七日、同町海山のホテル水月花で、ランチメニューの検討会を開いた。
 町内の観光事業者四店舗が外国人観光客が好む「海鮮」をテーマにした料理を提案。話し合いの結果、刺し身、焼きガニ、鍋、フグの揚げ物、蒸し物など九品で構成する昼食を三千円で販売することでまとまった。
 観光協会は八月上旬に印刷物に掲載する料理の写真撮影をして、九月に台湾で開かれる商談会で売り込む。
 「若狭といえば海鮮。昼食で食べられないか」との旅行業者の問い合わせに、実行委員会をつくってメニューを考案することに。町内の民宿、旅館、ホテルがカンパチ、イカ、サワラ、シマアジの刺し身、カレイの唐揚げ、レンコダイやカキの鍋、梅を使ったデザートなどを試作して会場に持ち込んだ。
 実行委メンバー十人ほどが、料理の見た目や価格と手間との兼ね合いなどを意見交換。それぞれの店の良いところを採用して九品にまとめた。
 観光協会によると、一部で台湾や香港の観光客を受け入れており、この日の昼食メニューの提供について担当者は「当面数店舗から十店舗で展開していければ」と話した。
 (池上浩幸)