小学生の孤食防止へ
 白山市湊町の女性有志が夏休み中の小学生らに朝食を提供する「ばあちゃん食堂」が二十七日、同町の湊ふれあいセンターで始まった。児童ら約三十人が地元の「おばあちゃん」が作った朝食を味わいながら、にぎやかに交流した。(谷口大河)
 共働き世帯の増加や核家族化による子どもの孤食を防ぎ、交流の場を設けようと、町内の五十〜六十代の女性ボランティアが初めて企画し運営する。八月十日までに計六回を予定していて、同町四、五、六区の児童らに手作りの朝ご飯を無料で振る舞う。こども会の保護者や市社会福祉協議会の職員も手伝う。
 初日は児童、幼児約三十人がラジオ体操後に食堂を利用した。白米と目玉焼き、野菜サラダ、スイカなど約十品目を食べながら、友達や「おばあちゃん」との会話を楽しんだ。
 食材は市社協の補助費二万七千円で購入したり、約十人の運営メンバーが持ち寄ったりして賄う。運営メンバー代表の中村喜美子さん(68)は「区外になると顔も知らない場合も多い。食堂をきっかけに世代が違っても互いに声をかけ合える関係を築きたい」と話していた。