町内ビニールハウス普及、入荷増
 中能登町の道の駅「織姫(おりひめ)の里なかのと」の直売所に夏野菜が並び始めた。今年は昨年よりも3〜5倍の販売量で、関係者は道の駅が力を入れるビニールハウスの導入が町内に広がった結果だと話す。(松村真一郎)
 真っ赤な大粒のトマトやミニトマト、ナス、みずみずしいキュウリが、直売所の棚にずらりと並ぶ。田中雅晴駅長によると、農家から道の駅へのトマトの出荷量は一日約百五十キロで、昨年の五倍ほど。ナスやキュウリも、昨年と比べて多いという。
 直売所の夏野菜が急増しているのは、町内にビニールハウスを使う農家が増えているため。同道の駅への出荷を条件として、ビニールハウスの資材費を半額助成する制度が、二〇一五年から始まった。道の駅によると、昨年度は町内で十二棟が新たに建てられた。
 田中駅長は「ビニールハウスでは、天候に左右されず栽培することができるので、農家にはいい野菜を安定して出荷してもらっている」と語る。栽培方法を工夫し、夏野菜は十一月くらいまで店頭に並ぶ予定。