飯田市立病院で28日、医療関係の仕事を志す飯田下伊那地域の高校生16人が、看護師の仕事を学び、入院患者と触れ合った。
 災害現場で活動する同病院の医療チーム「DMAT」(ディーマット)が、災害時に重症度などに応じて負傷者を分類する「トリアージ」の方法を指導した。参加者はその後、班ごとに分かれ血圧の測り方や入院患者の洗髪も体験。看護師の助言に耳を傾けながら真剣な表情で取り組んでいた。
 将来は助産師になりたいという飯田風越高校二年の古川桃萌さん(17)は「首を持ち上げて洗髪するのが難しかったけれど、喜んでもらえてうれしかった」と話した。
 看護師体験は、高校生の今後の進路選択に役立ててもらおうと同病院が二十年以上前から毎年開催している。
 (牧野良実)