「長浜なつまつり」が29日、長浜市中心部で開かれ、大勢の人たちが一斉に総おどりを披露した。一帯には出店も並び、家族連れらが食べて、飲んで、夏のひとときを満喫した。
◆列なして700人「総おどり」
 「総おどり」には市内外から約七百人が参加。涼しげな浴衣姿で舞い踊り、辺りは夏らしい熱気に包まれた。
 踊り手たちは、列をなして大通寺を出発。江州音頭や長浜おどりの音色に合わせ、二百五十メートルにわたって敷かれたレッドカーペットの上で軽やかに踊った。沿道には大勢の人が詰め掛け、盛んにカメラを向けていた。
 まつりは、一九九三年まで二十年間続いていた総おどりを復活させる形で、長浜商工会議所などが昨年から始めた。
 振り付けをまねながら見物していた地元の主婦大野恭子さん(67)は「見ていたら踊りたくなった。レッドカーペットのインパクトがあるし、まちが盛り上がっていいですね」と話した。
◆親子連れ続々「ゆかたマルシェ」
 一帯では「ゆかたマルシェ」として飲食や小物などさまざまな出店が登場。金魚すくいやボールすくいもあり、親子連れでごった返した。
 数多くの出店が並んだ博物館通りでは、長浜農業高校がオリジナルのシソジュースを販売。元気よく声を張り上げ、客を呼び込んでいた。
◆暑さ吹き飛ぶビール
 黒壁ガラス館周辺では、県内の地ビールや世界の銘柄が味わえる「ビアフェスタ」が開かれた。来場者は好みの品をのどに流し込み、暑さを吹き飛ばした。
 十四種類が用意され、飲み比べを楽しむ愛好者も。コップを傾けながら、上機嫌でまつりを満喫していた。
 (渡辺大地、横田信哉)