上松町のJR上松駅前で二十九日、町や町商工会などでつくる実行委員会が主催する「第四十九回ひのきの里の夏まつり」が開かれ、名物イベントでヒノキの丸太を積んだソリを引く早さやパフォーマンスを競う「木馬(きんま)引き大会」などで盛り上がった。
 大会には一般の部に三十一チーム、子どもの部に十三チームが参加。地元企業の有志や小中学生、木曽署員らのほか、愛知、岐阜県など県外からも多くのチームが訪れた。
 一般の部は五人一組で約三百キロの丸太を、子どもの部は十人一組で約百五十キロの丸太をそれぞれ引いた。
 参加者らはソリに結び付けられたロープを体に巻き付け、必死の形相で、駅前ロータリーに設けられた一周百五十メートルほどのコースを走りきった。
 岐阜県多治見市の山田梢太さん(31)は、会社の同僚らとチームを組んで三回目の出場。ソリを自作し、大会の三週間前から準備してきた。過去最高の四位に入り、「仲間と一緒に準備するのは楽しかった。全部出し切れました」と満足そうに話した。 
 (酒井大二郎)