松本市安曇の北アルプス・上高地に「第一回『山の日』記念全国大会」の記念碑が建立され、三十日に除幕式が行われた。
 第一回の大会開催を後世に伝える目的で、地元の上高地町会が建立。穂高連峰を望む梓川左岸の河童橋近くに設置した。
 高さ約一メートル、幅約一・三メートルの同市産の安山岩「山辺石」の自然石に、「山と共に」の碑文を刻んだ。洋数字の「1」に見立て、縦長に加工した黒御影石も組み込み、自然と人の調和と「第一回」の意味を込めた。
 上高地町会の上條敏昭(としてる)町会長は除幕式で、「年月がたった後も登山客に上高地が第一回だったと思い出してもらえれば」とあいさつした。
 記念碑には早速多くの登山客らが立ち寄った。栃木県野木町から散策に訪れた篠崎政美さんは「上高地が第一回とは知らなかったが、ふさわしい場所だと思う」と話していた。
 八月十一日の山の日は、「山に親しみ、山の恩恵に感謝する」との趣旨で制定され、昨年から国民の祝日になった。 
 (川添智史)