来年十月開館予定の七尾博物館(仮称)の起工式が三十日、七尾市国分町の能登歴史公園で開かれた。県と市、工事関係者ら約六十人が出席し、工事の安全と施設の発展を祈った。
 谷本正憲知事は「来年は能登立国千三百年の大きな節目の年。能登の発信拠点として多くの人を呼び込める施設にしたい」とあいさつ。七尾市の不嶋豊和市長も「多くの人の交流の場となるよう努めたい」と語った。二人は最後に「えい」と三回声を上げて、くい打ち初めを執り行った。
 施設は延べ床面積千四百九十平方メートルの平屋建てで、交流施設やカフェを併設した「公園センター棟」と展示室や収蔵庫を備える「博物館棟」に分かれる。
 能登の里山里海をアピールする情報発信拠点と位置付け、能登半島の地形や生物多様性、七尾城などの歴史建造物を紹介。来場者が体験しながら学べる施設を目指す。総事業費は約十億円で来年九月に完成予定。 (武藤周吉)