◆自転車競技 伊豆開催まで3年
 二〇二〇年の東京五輪自転車競技の伊豆市開催まで三年となった三十日、三年前イベント「ふじのくにサイクルチャレンジin伊豆」が、伊豆市の伊豆ベロドロームで開かれた。東京都から五輪とパラリンピックの旗が静岡県に届けられ、県内の関係者が大会の成功と機運醸成を誓った。旗は県内各地を二カ月間かけて巡る。
 イベントは、県と伊豆市が主催。五輪とパラリンピックの旗の歓迎イベントは東京都が行う「オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」の一環で、県や県東部の自治体の首長ら関係者八百人が出席した。
 沼津市出身のバルセロナ五輪競泳金メダリスト岩崎恭子さんがアンバサダーとして、五輪の旗を川勝平太知事と伊豆市修善寺中学校三年の井村安里さんに、パラリンピックの旗を菊地豊伊豆市長と同市修善寺南小学校六年の梅原和香(ほのか)さんに手渡した。岩崎さんは「大会は多くの人に支えられ、感動と勇気を与える。皆さんも関わり方を考えて」とあいさつ。県東部の首長も登壇して旗を掲げた。
 川勝知事は「大会成功の決意を新たにした。フラッグのもとに県全体の機運を盛り上げよう」と呼び掛けた。旗を手にした感想については、「燃えるような感動と希望を感じた」と笑顔で語った。
 菊地市長は「開催地が伊豆市ではなく、伊豆半島という思いを共有した。東京都、組織委、県と連携して万全の態勢で臨めるよう準備を進めたい」と述べた。
 国内トップクラスの選手による実演走行の披露や、伊豆ベロドロームのトラックの走行・歩行体験、競技用自転車の試乗もあった。
(佐久間博康)