南東北三県で開かれている全国高校総体(インターハイ)で、県勢は三十一日、今大会から正式競技となったレスリング女子個人で、49キロ級の吉岡紗希選手(いなべ総合学園二年)が三位に入賞した。
 陸上男子砲丸投げで、別所竜守選手(松阪商三年)が五位に入賞した。レスリング男子団体のいなべ総合学園は準々決勝で敗れ、五位だった。バレーボール男子の海星はベスト16で敗退した。
◆昨年から大飛躍
 レスリング女子個人49キロ級の吉岡紗希選手(いなべ総合学園二年)は、昨年の二回戦敗退から大きく前進し三位に入賞。「今年に入って納得のいく成績が出せていなかったので、ほっとした」と喜んだ。
 小学二年から競技を始め、全中大会二位の経験もある実力者。二度目のインターハイも初戦は緊張で集中できず、力で押してくる相手ペースでの試合運びを許した。それでも組み合う相手を振りほどいてポイントを重ねて切り抜けると、二戦目からは相手の隙を突いて足元にタックルする自分のスタイルを取り戻した。
 しかし、準決勝は、苦手の寝技からマットに沈められ、フォール負け。「寝技に強くなればもっと楽に試合ができる」。課題を痛感させられる一戦となった。最後となる来年のインターハイは、地元での開催。「今日をはずみに、戦い方を増やして地元で勝ちたい」と力を込めた。