全国高校観光選手権大会(通称・観光甲子園)の決勝大会に二年ぶり二回目の出場を決めた鳥羽高校(鳥羽市安楽島町)の地域研究サークル「とばっこくらぶ」の生徒らが、鳥羽市役所で中村欣一郎市長らに意欲を語った。
 地域の観光プランを競い合う観光甲子園には、全国四十二校から八十四件の応募があった。審査の結果、鳥羽高の「Wanna be“TOBAジェンヌ”!!」が七位となり、上位八校が進む決勝へ。決勝は神戸市で八月二十四日に行われ、十二分間のプレゼンテーションで順位を競う。
 鳥羽高からは部長の世古裕菜さん(17)をはじめ、勢力亜海さん(18)、山川華菜妃さん(18)、藤田李奈さん(17)のいずれも三年の四人が出場する。「海女さんと相差のまちから感じる、五感の旅」をテーマに、鳥羽市相差町の海女や旅館に焦点を当てた。
 プランは、海女小屋での交流や旅館のおもてなし、神明神社などを軸に作成した。御朱印帳を参考にした「ハッピーブック」を用意し、すべてを回ると海女のお守り「ドーマンセーマン」の形になるという。
 決勝では、劇方式のプレゼンを検討。写真などを織り交ぜ、海女の魅力を紹介する。世古さんは「最善を尽くしたので、発表が楽しみ。優勝したい」と意気込み、勢力さんも「少人数でアイデアを出し合い、いいものができた」と自信をのぞかせた。
 中村市長は「心から鳥羽を見てほしいという気持ちが伝わってきた」とエールを送った。

 (西山和宏)