大相撲の夏巡業「草津場所」が三十一日、草津市下笠町の総合体育館であった。同市での巡業は一九八四(昭和五十九)年以来、三十三年ぶりで、県内では二〇一〇年に大津市で行われて以来。横綱白鵬をはじめ有名力士が登場し、満員となる約三千二百人が大きな声援を送った。
 取組に先立ち、市内の小学一〜四年の二十九人が、関脇御嶽海など六人との稽古を体験。子どもが二人がかりで押してもびくともせず、逆に片手一本で釣り上げられると、会場がどっと沸いた。笠縫小一年の青柴生君(7つ)は「強かった。押しても全然動かなくて、上に持ち上げられた」と話した。
 この日は稀勢の里など三横綱が不在だったが、白鵬や小結琴奨菊などが登場すると、ひときわ大きな拍手が送られた。大相撲初観戦という日野町の主婦矢田美花子さん(68)は、「力士の肌は張りがあってきれいだった」と満足そうに話した。
 (文・鈴木啓紀、写真・横田信哉)