全国高校総体(インターハイ)は三十一日、南東北三県の各地で行われ、県勢は七競技に出場。バレーボール女子の準々決勝で福井工大福井が前回優勝の下北沢成徳(東京)を破り、福井工大福井として初の四強入りを果たした。空手道では男女の団体組手で福井工大福井がいずれも5位に入り、両種目で県勢初の入賞。陸上女子走り幅跳びでは芦田陽菜選手(敦賀)が7位に入賞し、ホッケーでは男女の丹生がそろって準決勝に進んだ。
◆V候補をブロックで撃破
 バレーボール女子の福井工大福井が大きな壁を乗り越えた。一月の日本高校選手権を連覇し、インターハイでも連覇を狙った下北沢成徳(東京)を準々決勝で撃破。鈴木定監督は「相手のキープレーヤーである石川真佑選手を止めることができた」ことを一番の勝因に挙げた。
 今大会、チームはブロックでポイントを重ねる場面が増えた。下北沢成徳戦でも石川選手のスパイクをブロックで防ぎ「こちらのペースにうまく引き込むことができた」(鈴木監督)。
 エース上坂瑠子選手の調子がいまひとつ上がってこない中で、若泉佳穂選手が得点を量産。チーム全体でもぎ取った大きな一勝だった。
 金星にも指揮官は浮かれない。「目の前の試合を一つずつ勝っていきたい」。その先に初の頂点が見えてくる。
 (笠松俊秀)