夏山シーズンを迎えた北アルプス・乗鞍岳で、コマクサやクロユリなどの高山植物が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませている。
 高山市丹生川町の乗鞍スカイライン終点、畳平駐車場(標高約二、七〇〇メートル)近くにある「お花畑」では、木道を歩きながら、周りに咲いた小さくて愛らしい花々を間近で観賞できる。
 白いハクサンイチゲやピンクのコマクサ、クロユリ、イワギキョウなどが咲き乱れ、観光客は「かわいいね」と各所で足を止め、写真に収めるなどした。静岡県函南町から夫婦で訪れた会社員、伊賀崎俊朗さん(57)は「いろんな花が咲いていてきれい。晴れてよかった」と笑顔で話した。
 乗鞍自然案内人の在間(ざいま)征三さん(72)によると、見頃は八月中旬ごろまで。「きれいな高山植物をいつまでもきれいに見られるように、マナーを守って楽しんで」と呼び掛けている。

 (戎野文菜)