全国高校野球選手権石川大会で優勝し、甲子園出場を決めた日本航空石川の選手が三十一日、輪島市の校内にあるグラウンドで練習を再開した。大観衆の甲子園を想定し、音楽を大音量で流しながらの練習。大舞台の雰囲気にのまれないよう早速、対策を講じた。
 「情熱大陸」「必殺仕事人」「ハイサイおじさん」−。甲子園でおなじみの応援曲が、グラウンド横に設置した高さ百七十センチほどのスピーカー二本から鳴り響く中、選手たちは守備練習などに汗を流した。甲子園では大声援で選手同士の声が聞こえなくなるケースも想定されるため、中村隆監督(33)の発案で導入した。
 中村監督は「初めは音楽に気を取られて声が通っていなかった。最後の方はサインや意思の疎通ができるようになっていた」と話した。三枡春樹主将(三年)は「県大会での課題を修正して、甲子園に万全の状態で臨みたい」と語った。
 全国高校野球選手権は八月七日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。 (松村真一郎)