ヤマト×新出 甘酒入り食パンも
 金沢市浅野本町の食パン専門店「新出製パン所」が同市大野町の「ヤマト醤油味噌(しょうゆみそ)」と共同し、健康に良いとして人気の甘酒を練り込んだ食パンと、「パンにかけるお醤油」を開発した。いずれも「他にはない」という自信作。食パンは同店で一日から一カ月限定販売し、醤油も四千本を無料配布する。(日下部弘太)
 両者の連携は、五月に発売した醤油入り食パンに続く第二弾。醤油パンの話を進めていく中で、ヤマト醤油から「甘酒もある」と聞いた新出製パン所の運営会社SHINDEXの新出純一社長(41)が「ぜひやります」と申し出た。
 甘酒は酵素やビタミンを多く含み、古くから夏バテ防止に飲まれてきた。夏の季語でもある。そんな歴史も踏まえ「夏のパンとして発信したい」と新出社長。
 ヤマト醤油から人気で品薄の甘酒を特別に分けてもらい、たっぷり使った。普通に生地に練り込むだけでは焼くと甘酒の風味が飛んでしまうため、独自の甘酒クリームを考案。成型する際に渦状に入れ、甘酒がふわりと香る食パンを作り上げた。さらに健康志向に応えようと胚芽も混ぜ込んだ。
 「パン専用」の醤油は、新出社長がヤマト醤油の製品のアイスクリームにかける醤油を知り、同社に製造を依頼した。「全国初の試みでは」と胸を張る。ラベルのデザインは、中日広告社の山内健司さん(33)が担当した。
 同店は八月を周年祭としており、それに合わせて二つの商品を企画した。甘酒食パンは一本千円、半斤五百円(いずれも税込み)。