三年ごとに県内で開かれる現代美術の祭典「あいちトリエンナーレ2019」の新芸術監督に決まった津田大介・早稲田大文学学術院教授(43)が一日、正式に就任した。
 県公館で委嘱状を手渡した大村秀章知事は、ITやネット社会を切り取るジャーナリストとして活動してきた津田さんに「さまざまな形での発信力に期待している。いい意味でとんがった芸術祭にしてほしい」と依頼。
 津田さんは「アートは門外漢の自分だからできることがあると思う。愛知にしかない芸術の形を国内外に発信したい」と抱負を述べた。
 新潟県十日町市などで開かれる「大地の芸術祭」などにも関わってきたという。会見では「空き家を展示会場に生かしたり、独特の食文化を利用したりする仕組みもおもしろいと思う。各地を視察してアイデアを深めたい」と話した。

 (谷悠己)