山形県などで開かれている全国高校総体(南東北総体)陸上男子200メートルで一日、富山商(富山市)の福島聖選手(三年)が優勝した。富山県勢が高校総体の陸上短距離種目で優勝したのは男女を通じて初めて。
 福島選手は百メートルを過ぎたコーナーあたりで六番手だったが、そこから伸びのある走りを見せた。順位を上げ、残り五十メートルほどで二位に浮上。ゴール手前約二十メートルでトップに立ち、そのままフィニッシュした。記録は自己ベストを0・07秒上回る21・04秒だった。
 ゴール直後、祝福に駆け寄ってきた陸上競技部員に囲まれて目に涙を浮かべた福島選手。レースを終え、同部の林雅則顧問に「一番になりました」と報告した。
 七月三十日にあった100メートル決勝では三位。二十四日から水戸市で開かれる日・韓・中ジュニア交流競技会に日本代表として出場する。 (向川原悠吾)