ヒョウタンを使った工芸品を展示している伊賀市新堂の「瓢蜂まちかど博物館」庭先で、今年も順調に大ヒョウタンが成長している。館長の福森弘二さん(70)は「あと一カ月で収穫。台風などが来ないことを願う」と手塩にかけて育てる。
 畑に設けられた棚に五つの実がなり、大きいもので、高さ七十五センチ、胴回り百十五センチ。今年は六月中旬に何度か花が咲いたが、受粉がうまくいかず、実が付いたのは例年より二十日近く遅い。
 福森さんはほぼ毎日、ヒョウタンの大きさをカレンダーに記録。高さ十六センチだったヒョウタンが、一日で最大五センチ成長した日(七月二日)もあった。
 九月上旬まで完熟させて収穫する。水につけて種をかきだし、どんな作品にするか決めるという。これまでにランプ、時計、置物などを作っている。

 (飯盛結衣)